ミレニアル世代~ジェネレーションYやZ~ 意味や価値観は?

バブル世代、氷河期世代、ゆとり世代…

「〇〇世代」という言葉を
このように耳にすることがあるかと思いますが、
なんとなく意味は分かる。

では、
「ミレニアル世代」
「ジェネレーションY」
「ジェネレーションZ」
といった言葉をご存知でしょうか?

実は最近密かに話題になっており、
時代の移り変わりを表しているものなのです。

ミレニアル世代はジェネレーションYやZのこと?

ミレニアル世代は、「Y」と「Z」で分かれており、
1980〜1995年生まれの人が「ジェネレーションY(Y世代)」、
1995年以降生まれの人が 「ジェネレーションZ(Z世代)
とされていて、
その総称が「ミレニアル世代」言います。

おそらくほとんどの人が働いている世代でしょうね。

ミレニアル世代の特徴のとらえ方としては、

①2000年以降に成人あるいは社会人を迎えた世代
②学生時代からインターネットに慣れ親しんだ世代
(デジタルネイティブ世代)

と2つの考え方があるようです。

日本ではまだなじみのない言葉かもしれませんが、
海外ではすでに注目を浴びているキーワードなんです。

アメリカのPew Research Center(ピュー・リサーチ・センター)では、
1981〜1996年の間に生まれた人をミレニアル世代と定義されています。

よく年齢に差がある人同士で会話をしているときに、
「ジェネレーションギャップだ!!」
と感じる時がありませんか?
具体的にはどう違うのでしょう…?

ミレニアル世代~ジェネレーションYやZ~
価値観はどう違うか

ではミレニアル世代に位置付けられている
「ジェネレーションY(Y世代)」
「ジェネレーションZ(Z世代)」
について、見ていきましょう。

価値観や違いを見ていくのですが、
あくまで統計上でもあるので、
必ずしも全員が100%該当しているとは限りません。

ここからは字数が多いのでY世代、Z世代と書いていきます。

<Y世代>

・個人主義でしっかりとした考えをもっている
・自我が強く、協調性があまり高くない
・個性や自分らしさを重要視している

Y世代が他世代に比べて転職を積極的に行うのに表れており、
「自分の価値観と会社の価値観が一致しないから」
という転職理由が多いようです。

・既成の枠のとらわれない
・価値観が保守的

プライベートの時間を確保でき、
安定した生活を望む人が多く、
過酷な労働は避ける傾向にあるようです。

<Z世代>

・生まれた時からスマートフォンやタブレット、
といった最新のIT機器に触れている
・インターネットやSNSなどデジタルの便利さに潜む
危険性についての理解が強い

アメリカにおいては、
Z世代の半数以上がデジタル機器の使いすぎを自覚し、
「使用を控えるべきだ」と認識していることが調査の結果、
判明しています。

・プライバシーを尊重、
プライバシーの保護に注意を払っている
・ブランドではなく製品や、
サービスの本質に価値を求める
・新しいコンセプトを前向きに受け入れる

日常と関係の深いリアルな本物を求め、
革新的で新しいコンセプトに対して
興味を持つ人が多いようです。

こうみてみると、
どんどんデジタル機器が主流になってきています。

そこで浮き上がるキーワードが、

・デジタルネイティブ
(生まれた時からデジタル機器に触れる環境)
・就職難
・未婚
・晩婚
・多様性
・無党派

となります。

今の日本の若者にも当てはまるような気がしますね。

ミレニアル世代の価値観や消費活動は
社会にどんな影響を与えるか

普段私たちが当たり前のように使っているスマートフォンも、
始まりは肩からバックのようにかけて移動する大きな電話でした。

電車に乗ったら周りを見渡してみてください。
ほとんどの人がスマートフォンを片手にゲームをしたり、
メールをしたりしていますよね。

もう「メール」ということ自体が古いのかもしれませんね…
今では「メールをした」よりもLINEをした」ですね。

2025年には、
ミレニアル世代が世界の労働人口の75%を占めるといわれています。
近い将来、
世界の消費活動の大部分がこの世代が占めることになるのです。

他の世代ではデジタルに対する親和性が大きく違っていることは、
理解できたかと思いますが、
大きくは購買活動に変化がみられます。

お店に出向いて買い物をすることも当然ありますが、
スマートフォン一つで様々な商品を検索、購入する方が、
簡単ですし便利ですよね。

より一層、
デジタルを活用することが前提となった消費活動へと
シフトしてきています。

また、
リアルタイムでのプロモーションであったり、
自動的に提供されるクーポンや値引きサービスも、
デジタル上で求められる傾向にあります。

そのことにより、
サービスを提供する側も、
消費者のニーズや意図、好みを常に研究し、
より適切で自身に合った便利なサービスへと
柔軟に進化させていく必要があるわけです。

この新しい価値観に対して、
どのように自社の商品やサービスを位置付けていくのか、
消費者の変化のみならず、
世の中のサービスの変化という面においても
新しい検討、
そして決断を迫られているといえるでしょう。

まとめ

例えば、
ネットワークビジネスの話を聞いたことがある人
もいるかと思います。

私も話を聞いたことがあるうちの一人ですが、
やはり「話がうますぎる…」「裏があるのでは…」と、
疑いの気持ちが真っ先にきました。

海外の人々と比べると、
日本人はどうやらその意識が高いようです。

多くの日本人は、生活をしていくためには、
汗水垂らして働いてお金を稼ぐのが基本のスタイル、
という概念が根強くありますよね。
私もそうです。

もちろんリスクや起こりうることは考えるな、
というわけではありません。

新しいことを始める、
いつもやっていたこととは違うことをするって、
とても勇気がいることですよね。

ですが、
ほんの少しそのガードを緩めてみて、
興味をもってみることは必要なのでしょうね。

その方が自分に対する可能性も大きく広がり、
人生楽しくなりそうな気がします。
そう考えると、ちょっとワクワクしませんか。