ぬいぐるみ洗濯しちゃっていいの!? ぬいぐるみに優しい洗濯方法

ぬいぐるみを洗うって、勇気がいりませんか?

大切なぬいぐるみが、洗濯したことによって
ゴワゴワになってしまうと、悲しいですよね。

だからといって、
洗濯をしないとダニがわいてしまったり、
ぬいぐるみを持つ子どもへの悪影響も考えられますよね。

では、
そうならないように正しい洗濯の方法を書いていきますね。

ぬいぐるみがふわふわに洗濯!
子どもも大喜び

ぬいぐるみは、
生地を痛めないように洗うことが大切です。

セーターなどの衣類と同じように、
強い力を加えずに優しく手洗いをするのが基本です。

形の違うものを洗濯機に入れて、まとめて回すと、
縫い目が裂けてしまったり、トラブルの元です。

では、
正しいぬいぐるみの洗濯の方法を
手順を追ってみていきましょう。

①部分汚れをチェックする

抱いて使っているぬいぐるみは、
肌が触れる部分が皮脂で特に汚れています。

先に固形石鹸をつけて、もみ洗いをしておきましょう。
もみ洗いでも落ちない時や、小さいものは、
歯ブラシなどで優しく擦ってみましょう。

②ネットに入れる

ぬいぐるみがぴったり入るサイズのネットに入れましょう。
小さ過ぎると型崩れ、
大き過ぎるとネットの中でぐるぐると回り、
摩擦がいたみの原因となるので注意!!

③バスタブに洗剤を入れてかき回す

バスタブにためた40℃程度のお湯に洗剤を入れて溶かします。
皮脂汚れには粉洗剤を、
埃だけであれば中性洗剤でも大丈夫です。
手が荒れやすい人は、
ゴム手袋を使用しておくほうがより安心です。

④押し洗いをしててつけ置きする

ぬいぐるみを優しく押し洗いし、20分程つけ置きをします。

⑤すすぎと脱水

バスタブの水を捨てて、
ネットに入れたまま洗濯機に入れましょう。

洗濯機を<一番弱い>設定にして1分脱水してから、
中綿に洗剤が残らないように押し洗いをします。
最低でも2回すすぎましょう。

最後にまた<一番弱い>設定にして、
1分間脱水をして完了です。

柔軟剤を使う場合は、
脱水をしてすすぎの段階で使います。

バスタブに水と規定量の柔軟剤を入れて、
再度押し洗いをしましょう。

バスタブの水を捨て、
こちらも最後に洗濯機で<一番弱い>設定の
脱水を1分間をして、洗濯完了です。

柔軟剤を使う場合、洗剤と一緒に使用すると、
互いの効果を消してしまうので一緒に使わないようにします。
また、
残り湯を使って洗ってしまうと、
雑菌が付いてしまう可能性があるので、
必ず綺麗な水を使うようにしましょう。

⑥乾かす

軽い脱水をした後のぬいぐるみは、
水分を多く含んでおり、
重さがあるので干すときもひと工夫が必要です。

形をしっかりと整え、
必要におうじてブラッシングをし、
毛並みを整えてあげましょう。

干す時は風通しの良いところで
陰干しをするのがオススメです。

ぬいぐるみを握って、
手のひらに水分がつくようでしたらまだ乾いていません。

気長にしっかりと乾かさないと、カビの元になります。

洗濯バサミなどで吊るすのも中綿が偏ったりと、
型崩れの原因となるのでやめておきましょう。

ポイントさえおさえておけば、
洗濯をしてもぬいぐるみを
ふわふわに仕上げることができます。

ぬいぐるみがかわいそう!
失敗する洗濯方法をおさえておこう

ぬいぐるみを洗濯する前にチェックするべきことがあります。
これを怠ってしまうと、
ぬいぐるみを痛めてします原因になってしまうので、
しっかりと失敗しないポイントをおさえておく必要があります。

①接着部分を確認する

目などのパーツは、
接着剤で取り付けられていることがあります。

洗うことによって糊が剥がれてしまったり、
接着が弱まってしまったりする可能性があります。

取れるか怪しいパーツはあらかじめ外しておき、
洗濯後につけ直しましょう。

②服や装飾品は外す

ぬいぐるみが着ている服や装飾品は、
色落ちの可能性があります。

特にぬいぐるみ本体と素材が違う場合は
洗濯ができないものもあるので注意が必要です。

③色落ちチェックをする

濃い色のものなど、色落ちが心配であれば、
事前にチェックをしておきましょう。

洗剤をつけた布を、
ぬいぐるみの目立たない部分に擦り付けてください。
その時に布に色が移るようだと、
色落ちする可能性が高いので
自宅での洗濯は難しいです!!

④洗える素材かどうかのチェックをする

・ウールや革生地
洋服の素材と同じように、自宅で洗えないものがある

・中綿がポリエステル以外
洗うと偏ってしまうものもあるので、
ぬいぐるみの中身も確認をする

・アンテークなどの古いもの
洗濯をすることで生地が劣化する恐れがある

・機械式や紙など水に弱いもの
水につけると壊れてしまうものは避ける

棚などに置いて飾っているぬいぐるみは、
ほとんどが埃の汚れです。
この場合は、中性洗剤で汚れを落とすことができます。

反対に、
よく触ったり、抱いたりしているぬいぐるみは、
皮脂や汗の汚れがたくさん付いています。
皮脂汚れがよく落ちる固形石鹸や粉洗剤を使って洗います。

このように、
ぬいぐるみの種類や使用方法によって、
洗濯の準備も変わってくるので、
失敗しないようにぬいぐるみを洗うためには、
洗う前にしっかりと確認をすることがとても大事です。

まとめ

何かをこぼしてしまったり、
露骨に汚れてしまわない限りは、
なかなかぬいぐるみって洗わないですよね。

私も洗ってしまうことによってゴワゴワしたり、
縮んでしまったりしたら嫌だ!!
と思ってしまうので、
天気がいい日に布団叩きで軽く埃を叩いて、
日光に当てて干すという方法をとっていました。

軽く…といえども
ぬいぐるみを叩くというのは心が痛んでいました>_<

これからはちゃんと洗ってあげたいと思います!!
みなさんも正しい方法で、
いつまでも大事にぬいぐるみを残していきましょう。