「ひな祭り」の食べ物についてご紹介します。
桃の節句と言われる女の子のお祭り、
ひな祭りは毎年3月3日にお雛様を飾って祝う行事ですね。
2月4日の立春の日から2月中旬までにお雛様は飾られます。
片付けるのも3月3日が過ぎたらすぐに片付けないと、
「婚期が遅れる」という言い伝えがあります。
そして、
お雛様はわざわいが起きたとき、
本人の身代わりになってくれるそうですよ。
昔からひな祭りに出す食べ物は決まっていました。
1つ1つに意味が込められています。
今回はひな祭りに用意する食べ物の意味や
一工夫したレシピなどを調べました。
ひな祭りの伝統的な食べ物はこれ!
由来や意味もきちんと知ろう
ひなあられ
ひなあられは4色あります。
・ピンク:春
・みどり:夏
・黄色:秋
・白:冬
と色で春夏秋冬を意味しています。
1年を通して幸せでいられますように、
ということですね。
ちなみに、
関西と関東とで雛あられはまったく違います。
関西では、
砂糖醤油や塩で味付けしたもちを揚げたもの
関東では、
コメのお菓子で「ポン菓子」というのがありますが、
それに赤や緑などで色づけしたものらしいですよ。
ちらしずし
ひな祭りで作られるちらしずしには、
縁起の良いものが入っています。
れんこん:先が見通せる(レンコンの穴を見通す)
まめ:健康でまめに働く
エビ:腰がまがるまで長生きする
こんな意味が込められているんですね・
ハマグリのお吸い物
ハマグリのお吸い物は、
はまぐりの対になっている貝がらに意味があります。
ピタッと合わさったハマグリの蝶番(ちょうばん)が由来で、
良い結婚を意味しています。
娘が大きくなったらいい人と結ばれて、
一生幸せにくらせますように、
という意味がこもっています。
ひしもち
ひしもちがひし形になったのは江戸時代から、
ということです。
赤・緑・白の3色ですが、
これは季節の色を表しています。
雪が解け(白) ⇒新芽が出て(緑) ⇒桃の花が咲く(赤)
縁起物という訳ではないみたいですが、
厳しい冬を越して春が来ることを祝うのでしょうか。
白酒
白酒は甘酒とは違いますよ。
甘酒にはアルコールは含まれていませんが、
白酒には含まれています。
元々「桃花酒(とうかしゅ)」と呼ばれていて、
桃の花から作ったお酒です。
桃は長寿と邪気(じゃき)をはらうという縁起物です。
百歳=(ももとせ)とも読みます。
ひな祭りの食べ物に簡単レシピ!
子供が好きになる一工夫
定番の食べ物も良いのですが、
ご家庭では、お母さんが色々と趣向をこらして
料理を作っているのではないでしょうか。
ここでお子様の好きそうな、
一工夫したひな祭りのレシピを紹介していきます。
ケーキちらし寿司
ケーキ型にご飯や具材を詰めて
デコレーションケーキのようにアレンジしたちらし寿司です。
ご家族みんなが喜びそうなメインメニューですね。
子どももにっこり♪ おひな寿司
おだいり様とおひな様の人形を型どったお寿司。
見た目がほっこりとしてとても可愛らしく
女の子には大うけすること間違いなしです。
簡単マッシュポテトの三色団子
これはちょっと変わった一品ですね。
マッシュポテトに色づけして3色団子になってます。
ひな祭りパーティーに一役かってくれるレシピです。
1年に一度のひな祭りです。
ちょっと一手間かけて、
愛情のこもった料理を子供に作ってあげましょうね。