前厄・本厄・後厄と3年間もありますが、
厄払いはいつ行けばいいのでしょうか?
正月? 節分まで? いつでもいいの?
と疑問も多いですよね。
ここでは厄払いはいつ行くといいのか、
祈祷料の相場についてご紹介します。
目次
厄払いはいつまでに行くものなの?
仏滅でもいいの?
厄ってなに?
「厄」には「苦しい」「災い」「節」という意味があります。
厄年には、
人生の転機期で運気が下がり、
肉体的にも精神的にも、調子を崩しやすいとされており、
災難や不幸が身にふりかかりやすいとされています。
けれど、「厄」は「役」に通じるとされ、
必ずしも災難に遭いやすいことでもありません。
人生には節目があり、
肉体的・精神的にも様々な変化による区切りがあります。
その節目にあたり、事前に心の準備を怠らないよう、
「厄年」という習わしが、今でも受け継がれています。
厄払いはいつまでに行くの?
前厄・本厄・後厄と3年間もありますが、
必ず厄払いをしなければいけない、ということではありません。
本厄にあたる歳だけ厄払いをする人が多いそうです。
一般的には、以下のように幾つかの説があります。
① 新年正月早々に行う、
② 厄年の区切りも旧正月からとして、節分の時期に行う、
③ 年始から節分までに行う、
しかし、この日でないといけないという日は決まっていません。
基本的に神社では一年中受け付けてくれますので、
自分のタイミングで行きましょう。
年末に厄払いをしてもすぐ年が明けてしまうので、
新年正月に行って、
気持ち新たに一年を過ごすのが良いのではと思います。
厄払いをしたから悪いことが起きないとか、
厄払いをしなかったから何かが起こるということではないです。
あくまで気持ちの問題ですが、
何かあってからでは遅いということで、
厄払いを受ける人が多いのです。
厄が明けた後は必ず「お礼参り」をすることが大切です。
しっかり忘れないようにいきましょう。
厄払いは仏滅でもいいの?
結婚式や引越しのとき、仏滅を避ける人が多いですよね。
厄払いやお参りに行く日も、
仏滅など気にしたほうがよいのでしょうか?
そんなことはありません。
厄払いで参拝しようと思っている日が
仏滅でも関係なくお参りできます。
神社・寺と六曜は関係がないのです。
六曜とは、先勝・先負・友引・赤口・大安・仏滅のことをいいます。
仏滅というので、仏教や神社と関係があるのかと思いますが、
仏滅は歴史的には「物滅」と表されていたこともあり、
関係ありません。
参拝する方の中に日柄を気にする方がいらっしゃるなら、
その方に合わせて日にちを調整してくださいね。
仏滅と関係ないと分かっていても、参拝者は減るそうです。
普段の土日は混んでいても、
仏滅は待ち時間が短いというメリットもあるそうです。
厄払いに行く時間帯って?
厄払いに行く時間は、日の高いうちに行きましょう。
可能ならばなるべく午前中に行くのがオススメです。
空気が澄んでいてよいと言われていますし、
清清しい気持ちでお参りできそうですね。
<厄払いに行く服装は?>
服装はきちんとした装いにしましょう。
男性ならジャケット着用ですね。
靴を脱ぎますので、靴や靴下にも気をつけましょう。
女性も正座をすることも考慮してタイトな服装より、
ゆったりしたスカートなどにしたほうが良いでしょう。
厄払いの料金(祈祷料)の相場はどのくらい?
厄払いの祈祷料の相場は、
5.000円~10.000円で神社によって決まっています。
いくら包めばいいか分からない場合は、
事前に電話等で問い合わせてください。
祈祷料を入れるのし袋は、
紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋、または白封筒に入れます。
表書きは「御祈穂料」「御玉串料」などと記載しましょう。
神社で専用の袋があるところもあります。
その場合は、受付で現金を出し専用封筒にいれて、
名前や住所を記入します。
まとめ
厄払いにいつ行けばいいか、
祈祷料の相場についてご紹介しましたが、
いかがでしたか?
自分の行けるタイミングで厄払いに行ってよいのですね。
祈祷料の相場は、お気持ちで・・・という寺院も多いようです。
気になる人は、事前に神社やお寺に問い合わせてみることをオススメします。
「厄年だから、よくないことが起きる」
と考えながら行動すると、ストレスが溜まり、
体調を崩す原因になってしまいますので、
あまり考えすぎず、行ける時に行ってしまいましょう。