七輪でおいしく食べよう! 簡単な使い方からおすすめメニューまで

アウトドアの時も室内で暖を取る時も、
伝統的な七輪が重宝しますよね。
でも火起こしや掃除が大変なイメージがありませんか?
七輪は、手入れも大切なんですよ。

今回は、七輪の簡単な使い方からオススメのメニューまでご紹介しますね。

七輪の簡単な使い方! 火起こしから掃除まで

【火起こし】

七輪を使う時の基本は、なんと言っても火起こしからです。
室内用の七輪は安全な構造ですが、
置く時に相応しい場所を決める必要があります。

室内の壁際、モノが多いような部屋では、使用は避けましょう。
火事の心配がない場所に七輪をセットしてから、火起こしをします。

素早く着火したいなら、ガスバーナー、火起こし器、
着火剤を使う方法があります。
これらは、組み合わせ方によって、無駄なく火起こしができます。

七輪に使う炭は、何でも良いと考えがちですが、
炭には木炭、豆炭、炭団、備長炭、オガ炭、黒炭、練炭などがあり、
使う場所や用途で使い分けられます。

ガスバーナーでの火起こしは、
ホームセンターでも販売されているので簡単に手に入ります。
バーナーの本体とガスボンベを合わせても安く購入でき、
何度も使えるので、七輪に着火するときには用意しておきたいですね。

ガスバーナーの使い方は、電子着火機能が付いているものなら、
マッチやライターを用意する必要はないです。
ガスの調整ネジを開いてガスを噴出させたら、
着火ボタンを押して着火完了です。
電子着火機能がない場合は、ガスを出したらライターで着火します。
七輪の火皿に炭を置いたら、
バーナーの火で赤くなるまでよく炙ります。


次に、火起こし器を使うと、他の方法よりも、
木炭や備長炭を燃やす時間が短縮できます。
木炭や備長炭を用意したら、火起こし器の底に木の枝や紙など、
燃えやすいものを置きましょう。
その上に炭を立て置きにして、手元の紙に火を付けて、
火起こし器の下に入れます。
炎が炭全体を焼くまで、10分とかかりません。
その炭を七輪の火皿に移し替えれば完成です。

着火剤があると、火起こしする時に助かるので、
必ず用意してみましょう。
着火剤でよく知られているのは、ゼリー状の可燃性物質を、
パックに詰めているタイプです。
圧縮木材繊維を使用しているタイプも一般的で、
見た目はコルクの固まりのようです。

着火剤を使うときは、燃えても大丈夫な場所に
小枝などと一緒に置いて、ガスバーナーなどで着火します。
燃えたら七輪の火皿の上に移動させて、着火剤の上に炭を置いて、
燃やしていきます。
手に持って着火すると危険なので、気をつけて使用してくださいね。

【火消し】

七輪に使用した炭は、密閉して酸素を遮断して消火することにより、
次回に炭を使用しやすくなります。
一般には珪藻土でできている火消し壺、空き缶などが好んで利用されます。

消火蓋付きの七輪なら、フタをして放置すれば自然と火が消えます。
バーベキューにでかけた時は、七輪の片付けと掃除の時、
炭は水に浸けての消火がベストです。
水の入ったバケツなどに使用した炭を入れて消火しますが、
火が完全に消えて冷たくなっているか、入念に確認してください。

【掃除と保管】

七輪を使ったあとは、掃除と手入れが大切です。

七輪は、水洗いでのお手入れは厳禁です。
なぜなら七輪の主原料である珪藻土は、
水に漬けてしまうと伸縮し、
割れやすくなってしまうからです。

本体や火皿の掃除はハケでススを払ったり、
乾いた布や濡らした布で拭き取ったりするのが、
七輪を長持ちさせるコツです。

水で消火した木炭や備長炭は、いったん乾かさないと、
2度目以降で使用できません。
太陽と風に当てて放置すれば乾きます。
かならず乾燥させてから、容器で保管してください。

保管場所は、普段から室内で使っているなら、
部屋の片隅に置くとしても、火の気のない、場所で保管しましょう。
滅多に使用しないなら、掃除をしてから段ボール箱などに入れて、
保管しましょう。

七輪でおいしく食べる~おすすめメニューを紹介!

バーベキューで大活躍する七輪ですが、
どんなものを焼いて食べたら、
美味しいのでしょう?
オススメのメニューを紹介します。

ししゃも
そのままもよし、しょうゆ、しょうゆマヨもおすすめです。
煙はほとんど出ませんよ。

とうもろこし
丸ごと焼いて、醤油を塗ってかぶりつきたいですね。

肉巻きアスパラ
七輪で焼くことで、豚バラ肉の油が適度に落ちて、
脂肪は良い感じにカリっとなります。
アスパラもじわじわ焼くことで柔らかくなって、
塩コショウで味付けた豚肉と絶妙にマッチします。

玉ねぎのホイル焼き
新玉ねぎをホイルで包んで、炭の中に入れて焼きましょう。
皮ごと調理するのがポイントですね。
とっても柔らかくて甘いんですよ!

和牛ステーキ
お肉は簡単に焼いて食べれるのが良いところですね。
脂が落ちて旨味が凝縮されます。

手羽中
七輪で焼くと皮がパリパリになって、
フライパンで焼いたのとは食感が違います。
塩は脂と一緒に落ちるの多めにふって、
ビールと一緒に食べちゃいましょう!

エリンギベーコン
アルミホイルで包んで湯気が出てきたら完成。
バターを落として醤油と一緒にいただきます!
箸休めの一品として作れば喜んでもらえるかも。

まとめ

七輪の簡単な使い方からオススメのメニューまで、
ご紹介しましたがいかがでしたか?

七輪で焼くなら、普段よりお肉も大きめに切ったお肉で、
焼き肉をするのはいかがでしょうか?
炭火はコンロよりも熱い炎が出るうえに、
遠赤外線が出ているので中までしっかり火を通すことができるので、
いつもよりも美味しい焼き肉が楽しめるはずです。
仲間を呼んで、七輪を囲んでワイワイと楽しみたいですね。