サウナの入り方に決まりはあるの? 効果的な入り方はどうなの?

サウナって熱いだけで気持ちいいものなのか、
疑問に感じている人も多いのではないでしょうか?
それは正しい入り方を知らないからかもしれませんよ。

サウナには効果的な入り方や、基本的な入り方があるんです。
今回は、サウナの入り方についてご紹介しますね。

サウナの入り方の基礎 準備、水風呂

サウナに入る時は、
食事の後の満腹状態に入っても、
快適な気分は味わえません。

食後は消化のため、血液が胃腸等の消化器系へ集中します。
サウナに入ると血液が分散されて、健康上も良くありません。
1~2時間休んでから入ることをオススメします。

軽いおやつ程度は問題ありませんよ。
飲酒の後も避けましょう。
お酒を飲んでからは、なにをやるにも良くありません。

また、あまりにも身体が疲れていたり、興奮しているときは、
静かに椅子に座って15~30分ほど休憩してからの方が、
快適な入浴感が得られます。

サウナに入る前に、
掛け湯やシャワーをあびてから入るのですが、
身体が濡れたまま入ると、
その水の蒸発熱で身体が冷やされ、汗が出にくくなります。
水気をよく拭き取ってから入ったほうが発汗がスムーズです。

サウナ室に入ったら、
中段から上段のベンチでごろりと横になるのが、
一番楽な姿勢です。
座っているのと同じベンチに足を置くのも良いでしょう。
混んでいる時は椅子に座るのと同じように腰掛けます。

一般的にはサウナに入るときは、
大きいバスタオルを持って入りますが、
大体の人は、腰にまいて座ります。

発汗の仕方は個人差もあるし体調にもよりますが、
サウナに入っている時間は10~15分で十分ですよ。
長時間入るとかえって疲れてしまうと言われています。

床や下段のベンチの温度の低いところに長時間いるよりも、
上段の温度の高い所で短時間で汗を出した方が、
心臓への負担が少ないですよ。

サウナ室を出たら、
まず外をゆっくり歩き、外気浴が出来たら理想ですね。

足や手先の方から心臓の方へゆっくり水を掛け、
最後に顔や頭に水をかぶって、汗を洗い流しましょう。
それから静かに水風呂に浸かって下さい。
寒気がするまで長時間入る必要はありません。

気分良く身体が冷えたら、またサウナに入りましょう。
サウナと水風呂を3回ほど繰り返すのが良いでしょう。

水風呂は大体17度に設定されています。
サウナを出てから湯につかるのは、
心臓に負担がかかるので避けて下さいね。

サウナの効果別入り方 痩せる、疲労回復

サウナに入りたくなるときって、
どういう時でしょうか?
疲れを癒したいとき、気合をいれたいとき、など様々だと思います。
目的に応じた入り方を実践して、スッキリしちゃいましょう。

ストレスを発散したい
熱いサウナに入ることで、
「ストレス」をスッキリ発散できるように思いますが、
実際はその逆なんです。

ストレス解消に良いのは、
低温浴と呼ばれる70度前後の温度で、
20分程度ゆっくり入る方法がストレス解消に効果的です。

通常のサウナだと80~100度ぐらいがほとんどですので、
スチームサウナなどの低温サウナを利用するか、
サウナルームの下段の方に座るようにする方法がオススメです。

サウナで痩せたい
ダイエット目的なら、
「繰り返し浴」という方法が最適です。

90~100度ぐらいのサウナに、
10~15分ほど入ってしっかり汗を流してください。

その後は外に出て、
汗がひくまでクールダウンしましょう。

ポイントは、水風呂には入らないことです。
汗がひいたら再び入り、
入る時間を徐々に短くしながら4~5回ほど繰り返す方法です。

ただサウナに入ったからといって、
直接的に痩せることは出来ない、ということです。

ダイエット目的でのサウナは、
痩せることではなく太りにくい体質にすることにあります。

疲れを癒したい
温冷交代浴がオススメです。

これは、普通にサウナに10分程度入ってから水風呂に浸かり、
これを何度か繰り返す方法です。

一般的なサウナの使い方をイメージすると分かりやすいですね。
血行の流れが普通の状態より2倍近くになり、
その作用で疲労物質の排出が促進されたり、
肩こりや腰痛緩和にもつなげることが出来ます。

まとめ

サウナの入り方についてご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか?

サウナの入り方は基本的に自由です。
他の人に迷惑をかけないなら、
好きなように入れば大丈夫ですよ。

基本的にはサウナに入って、
水風呂につかり休憩することを繰り返しましょう。

スッキリし疲れも取れること間違いなしです!
サウナの魅力に気づいてない方は一度試してみて下さいね。