缶コーヒーが健康に悪いっていう理由は? 砂糖の問題?

缶コーヒーを飲むことが習慣の方っていますよね。

お店がなくても自動販売機で簡単に買うことができるし、
丁度いい量ということもあり、
毎日必ず欠かさず飲んでいる人も少なくはないはずです。

ただ、健康に良くないだの、胃に悪い、
砂糖が大量に入っているだの、
マイナスな話を耳にしたこともあるのではないでしょうか。

知ってはいるけれど、なぜかやめられない、
クセになってしまうという、
不思議な飲み物ですよね。

はい、無理です!!

私も毎日欠かさず飲んでいるうちの一人です。
まずは具体的にはどう健康に良くないのか、
砂糖は一体どのくらい入っているのかを知りましょう。

缶コーヒーの特徴といえば砂糖とカフェイン
その一本あたりの量は?

まずは缶コーヒーに入っている砂糖の量を考えてみましょう。

砂糖の量を角砂糖に置き換えてみます。

メーカにもよりますが、微糖タイプでは平均2個、
加糖タイプは3個〜11個分の角砂糖が入っていると
言われています。
その中でもカフェラテ系には10個以上分の砂糖が入っています。

そもそも砂糖が多いと何が良くないのでしょうか?
糖尿病・肥満のリスクが上昇します。
砂糖=太る まさにその通りです。

では微糖タイプにすればいいのでは?
微糖タイプにも落とし穴はあります。
砂糖が少なめなかわりに人工甘味料が含まれているのです。
砂糖の代わりにこれで甘さを出しているんですね。

人工甘味料を多少飲んだところで問題はないでしょうが、
大量に摂取した場合の健康への影響は、
完全にはっきりした訳ではないようです、

この他にも香りを引き立たせる為の香料
本来であれば混ざり合わないものが
混ざるようにするための乳化剤
などの添加物が入っているということです。

乳化剤は、牛乳を使用しているカフェラテには使ってそうだな、
となんとなく思うでしょう。

実はブラックタイプにも入っているのです。
ブラックにも豆から挽いたコーヒー油分と液体を
混ぜ合わせる必要があるのです。

加えては防腐剤です。
その名の通り腐るのを防ぐ添加物です。
コーヒーというシンプルな飲み物なのに、
意識していないと、知らないうちに色々と入っているんです。

次にカフェインについてです。
こちらもメーカーによって前後はしますが、
缶コーヒー(190ml)で120mgのカフェインが入っています。

カフェインは過剰に摂取すると、めまい、心拍数の増加、
興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気など
の症状が起こります。

聞くだけで不安な言葉が並んでいますね。

また、中毒性があるので
毎日の習慣になっている人が多いのも事実です。

缶コーヒーは一日どの位飲んでいいの?

砂糖に関しては飲めば飲むほど摂取していくことになるので、
健康に影響を及ぼすという事は理解できるかと思います。

カフェインは、成人が1日に摂取量の目安が
400mgとされています。

缶コーヒー(190ml)で120mgのカフェインが入っていますので、
1日に4本飲めば過剰摂取になります。

マグカップで飲むのであれば3杯分にあたります。
ちなみに妊婦さんは胎児への成長にも関わってくるので、
半分の200mgが摂取の目安とされています。

ほんの少しの意識改善をしてみる

一切飲まないようにする必要はありません。
中毒性があると聞けば難しいですよね。
何より好きなものを我慢するのはより毒です!!

例えば、1日に何本も缶コーヒーを飲む人はまず1本減らす、
加糖タイプから微糖タイプに変えてみるなど、
一つ意識を変えることで習慣の改善をしていくことが大切です。

どんなに健康にいいものでも、過剰に摂取するということが
かえって健康に影響を及ぼします。
何事も適度適量がいいものです。

飲み過ぎ注意!!ですね。