意外と知らないクリスマスキャロルの意味を知ろう!

クリスマスキャロルという言葉を、
クリスマスの時期になるとよく耳にすると思いますが、
クリスマスキャロルって何?

と首をかしげる方も多いのではないでしょうか?

意外と知られていないクリスマスキャロルの意味

簡単に言えば、
「クリスマスをお祝いして歌う歌」ということです。
クリスマスカロルと呼ばれることもあるそうです。

クリスマスの時期になると、よく歌われる、
宗教的意味合いのある民謡を総称して
「クリスマスキャロル」と呼ぶのですね。

キャロルは、英語名ですが、
フランスでは、ノエルと呼ばれ、
ドイツやスペインでもそれぞれ呼び名は異なるようです。

しかし、どの国であっても共通して言えるのは、
クリスマスキャロルは、親しみやすい曲調で、
明るい曲想のものが多いということです。

歌詞をとっても、
全般的にどれも素朴な感じでありながら、
新鮮さがあるのが特徴で、
クリスマスに寄せる民衆の思いというか、
喜びが、修辞を交えて、
ストレートに歌われているものが多いです。

クリスマスキャロルとクリスマスソングはどう違う?

クリスマスの時期に流れる歌の呼び方ですが、
「クリスマスソング」と言ったり、
「クリスマスキャロル」と言ったりすることがありますよね。

ソングとキャロルの違いは、一体何でしょうか?

ソングとキャロルの意味の違いですが、
普段、殆ど考えないと思いますので、
こちらでは、その微妙な違いについて、
お話したいと思います。

基本的な意味の違いは、
クリスマスキャロルと言えば、
クリスマスの持つ宗教的なイメージが伴います。
そのため、そのような題材をメインに歌われる歌になります。

一方のクリスマスソングと言えば、
クリスマスホリデーシーズンを意識した、
世俗的意味合いが濃厚な題材の歌、ということになります。

英語でキャロルと言えば、
現在は大抵、クリスマスキャロルの意味だそうです。

キャロルには、クリスマスキャロルのほか、
イースター(復活祭)キャロルや、
降誕祭キャロルというものがありますが、
どれもキリスト教に因んだ祝祭ということで、
やはり、キャロルという意味には、宗教色が濃いですね。

たくさんあるクリスマスキャロル!
よく知ってる曲からクラシックまで!

毎年クリスマスシーズンになると、
たくさんのクリスマスソングやクリスマスキャロルが
流れますよね?

よく知られている曲もあれば、
クラシックの中にも、そういったクリスマスキャロルを
イメージした曲があるようです。

有名なクリスマスキャロルと言えば、
聖夜(Silent Night)がありますが、
この曲の発祥地はドイツです。

ドイツから広まって世界中で歌われるようになりました。

日本の詩人で、小林愛雄という人がいるそうですが、
この人が訳詞した歌詞はあまりに有名です。


「きよし このよる ほしはひかり…」
この歌詞を知らない人は滅多にいないと思うのですが、
クリスチャンでなくても、
この曲はクリスマスの時期よく歌われる曲です。

そりすべり(Sleigh Ride)という曲も有名で、
クリスマスになると耳にすることがあるかと思います。

サンタさんがやってくる(Here Comes Santa Claus)や、
ホワイトクリスマス(White Christmas)なども有名ですし、
ウイーン少年合唱団が歌うメシア(Messiah)
また、
チャイコフスキー作曲のくるみ割り人形のこんぺい糖の踊り
とったクラシックの曲もよく流れます。

その他、
ジャズにもクリスマスキャロルをモチーフにした曲が
あるようですし、
有名アーティストがクリスマスに因んだ楽曲を
色々アルバムにして、
クリスマス合戦を繰り広げることもありますよね?

クリスマスに家族で見たい
クリスマスキャロルの映画!


クリスマスに家族そろって見る映画といえば、
クリスマスキャロルが挙げられます。

アメリカでは、クリスマスになると、
家族で映画を見る習慣があるようですが、
その中の一つが、クリスマスキャロルというわけです。

このクリスマス映画は、イギリスの文豪である、
チャールズ・ディケンズという人が書いた
ストーリーをもとに作られており、
アメリカでは大変人気があるクリスマス映画のようです。

原作は1843年に出版された中編小説ということですが、
とても教訓的というか、
現代でも応用できるものがありそうですね。

守銭奴が悔い改めて更生する話ですが、
面白いストーリーのようで、
映画を観るだけでなく、
原作の方も一度読んでみるとよいかもしれません。

クリスマスキャロルの映画は、
はじめて1970年に作られて感動的でおすすめなのですが、

2009年ディズニーが作ったクリスマスキャロルも、
人気があるようなので是非、見てください!


CG映画だけれど、子供だけでなく、
大人が見ても十分楽しめるクリスマス映画のようです。

ジム・キャリー主演で、
ハラハラドキドキの楽しい映画ということです。

クリスマスキャロルは、心温まる映画で、
クリスマスに家族そろって見られることをおすすめします。

クリスマスキャロルとは
漠然とクリスマス時期の歌という感じでいいの?

クリスマスキャロルとクリスマスソングの違いは、
何となくわかりましたね。

キャロルは宗教性を帯びる曲で、
ソングの方は、世俗性があるというか
商業ベースでもよく取り上げられる曲、
ということですね。

クリスマスキャロルという物語は、
映画も原作も体験したことがないですが、
クリスマス近くになったら、今年は体験してみようかな、
という気になりました。

クリスマスキャロルやクリスマスソングのCDは
いくつか持っていますが、
殆ど聴いたことがない状態です。

こっちも、クリスマス時期には、しんみりと聴いてみようかな、
と思いました。

皆さんは、
今年のクリスマスはどのようにして楽しまれますか?