逆恨みとは、
本当は恨まれても良い側が、反対に恨むことです。
親切でしてもらった事に対して恨みを持ったり、
加害者が被害者を恨んでしまうことも逆恨みと言います。
まったく関係ない相手から逆恨みされることも、
最近多くなっています。
目次
逆恨みの意味を確認して
逆恨みする人の心理を考えよう
逆恨みがおきてしまうのはどのような理由があるのでしょう?
逆恨みをする人は、事実を表面的には認識していても、
それによる正当な判断ができませんし、
論理的な反対意見も受け入れません。
冷静な判断ができていないために逆恨みをしてしまうのです。
責任転嫁
逆恨みする人に見られる特徴の一つに、
責任転嫁する傾向があります。
自分が悪いのに、「相手が悪い」と言って、
自分の責任を相手にかぶせてしまうのです。
何をしても自分は悪くはなく常に正しいという考えでいます。
自己中心的で、まったく相手の気持ちを考えようとしない
責任転嫁をする人が、逆恨みしやすいです。
認知のゆがみ
人は常にありのままに物事を見ているわけでなく、
目の前のことを取捨選択して、一部分に注目したり、
過去の経験と照らし合わせたりという判断を、
無意識にしています。
本当はわかっていて、
心の奥底では納得しているけれど、
それを認めてしまうと自分の立場が悪くなるといった場合は、
間違った答えを出す場合が多いです。
現実逃避
逆恨みをする人は、
「好きでトラブルを起こしたわけじゃない!
だから私が迷惑をかけたとしても、
甘んじて受け入れるべきだ!」と、
いう発想をします。
自分が悪くないなら、他の誰かが悪い、
と思ってしまい逆恨みがおきます。
苦情の報復
あなたが私の悪いところを指摘したから、
そのせいで悪い評判が広まってしまった。
それにより、プライドがズタズタにされたから、
報復してやる、という心理状態になってしまい起こります。
コンプレックスや負の感情の整理がついていないとなりやすいです。
逆恨みする人の特徴に合わせた対処法を紹介!
逆恨みしている本人も、恨みによって苦しめられ、
自分が何を敵だと思っているかわからなくなることがあります。
周囲の無関係な人たちにも危害が及ぶことも考えられるので、
正しい対処法を知っておきましょう。
ストーカー
ストーカーに逆恨みされた場合の対処方法は、
嫌われてしまえばいいと考える人もいるでしょう。
しかし、ストーカーをする人の心理は、
一般常識では考えられないような理解の仕方をするので、
嫌われるように仕向けることはオススメしません。
ストーカーされた場合は、
逆恨みをされる可能性が大きくなりますので、
一人で何とかしようとしないで誰かに必ず相談しましょう。
第三者に相談することも一つの対処方法です。
不審者
普段あまり見ない顔だったり、見たことがない車や人物が、
家の周辺に現れた時は、不審者と判断しまう場合があります。
不審者から逆恨みをされないためには、自分で判断しないこと、
そして必ず人に相談しましょう。
少し様子をみて、証拠となるものを集めて対処するようにしましょう。
不採用
就職などで不採用になった人の逆恨みも多いです。
受けた側はどうして自分が不採用になったのか
理由がはっきりしない場合や、
自分を必要としない会社へ対して恨みを持ってしまう
場合があります。
逆恨みをされないためには、
不採用の理由を相手に伝えることが重要です。
あまりにも逆恨みととれる行動が激しくなってきた場合は、
警察への通報もやむをえないですね。
まとめ
逆恨みをしている人への対処は難しいことですが、
常に不可能なわけではないし、
このような対処は、
逆恨みしている人自身を助けることにつながります。
もしあなた自身が誰かを恨んでいるとしたら、
それが逆恨みなのかどうか、
一度考えを整理してみてください。
思わぬ思考の落とし穴が見えるかもしれませんよ。